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ツイステ第5章前半の感想「それ…先に言ってよ…!」

 

この記事には、ツイステッドワンダーランド第4章、第5章のネタバレが大量に含まれています!

またこの記事は、自分の中で感想や考察などを整理するための雑記であり、他の方の考えを否定するものでは決してないことを何卒ご承知おきくださいませ。。m(__)m

第5章のストーリー全体に関する感想や考察は他のブロガーさん方がすでにやってらっしゃると思うので、この記事では当ブログが気になった部分(主にスカラビア)についてのみ言及しております!

 

(以下、がっつりネタバレとなります!)

 

 

 

 

 

 

ライブ配信は  “ ハッタリ ”  だった!!

メインストーリー第5章が配信され、アズールが仕掛けた全世界ライブ配信実はハッタリであったことが明らかにされました。

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©︎Disney.  Published by Aniplex

ジーム家でのジャミルの立場や彼の家族の生活が守られたことには一応ほっとしたのですが……このネタばらしは本来、第4章のラストシーンでやるべき内容ですよね…? そうでなければストーリーとして、第4章は後味がモヤモヤとなったまま締まらないと思います。(最後みんなで砂漠のオアシスで遊んでいるシーンで、ネタばらししてあげればよかったような…)

第4章のストーリーをみた多くのユーザーが皆んな口をそろえてジャミルの家族、路頭に迷ってね?!」と反応しているのを見て第5章を描いていた or あとから描き加えたか、単にユーザーをビビらせてストーリーの続きが気になるよう仕向けたかっただけなのかな…という印象を受けました。(違ってたらめっちゃごめんなさい)

たしかに、例のシーンはセリフでの説明のみで決定的な描写は無く、本当にライブ配信されているのか分からないように描かれていました。

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©︎Disney.  Published by Aniplex

しかし、あれが実はアズールとジェイドの芝居だとしても、ジャミルはそのハッタリを見抜けず最終的にオーバーブロットしてしまったような流れになるわけで、アズールとジェイドとフロイドの3人がかりでオーバーキルしている感はやはり拭えないと思います。 “ キャラクターの顔を立てる ”  という意味合いにおいて、これはジャミル視点で良い描き方だとは思えません。

しかも第4章のストーリーとして、ジャミル本音ぶちまけを内輪やNRC内だけで終わらせてしまうと流れがおかしいです。

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©︎Disney.  Published by Aniplex

↑この顔である……

もともとアズールには何らかの狙いがあり、監督生たちと利害が一致したので、スカラビア攻略に手を貸してくれたわけです。

ストーリーの流れとしては要するに、ハッタリで揺さぶりをかけることによって見事ジャミルの策謀を暴いたよという話しになるのですが、これは監督生たちの目的が達せられただけであってアズールの目的はジャミルの策謀を暴くことそのものではなかったはずです。

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©︎Disney.  Published by Aniplex

第4章のラストでアズールがジャミルを勧誘していることから、アズールの狙いは前から目をつけていたジャミルを自分の仲間に引き込むこと(転寮させること)だった……と仮定してみます。しかしこれも若干つじつまが合わなくなっています。

ジャミルを仲間に引き込むのが目的であれば、わざわざ手心を加えてハッタリを演出したりなどせず、本当にライブ配信すればいい話しだからです。そうやって社会的な後ろ盾を奪った方がより簡単にジャミルを仲間に引き込めたはずだし、そんなすぐバレるような嘘とハッタリで一時的にジャミルを揺さぶって仲間にしたところで、肝心のアジーム家にはバレていないと分かればジャミルがアズールの仲間でいる理由はありません。そんなザルみたいな計画はアズールの行動としておかしいです。

(アリエルに契約を迫ってサインさせたアースラよろしく、とにかくスカラビア寮内でのジャミルの立場を悪くして転寮させてしまえばあとはこっちのものだと考えていたか、弱みのネタを掴んであとからゆするつもりだったとか……? いずれにせよ、アジーム家との繋がりがある限りジャミルはアズールの利益のためではなくアジーム家の利益とカリムを守ることと自分の保身のために動くでしょうし、最終的にはジャミルが開き直ってアズールの計画は失敗に終わるという同じ展開になったとは思いますが……)

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©︎Disney.  Published by Aniplex

もっと言えば、少なくともスカラビア寮生はみんな、  “ ジャミルがオーバーブロットした本当の経緯 ”  を知っているわけで、ジャミルは寮生全員に弱みを握られているようなものですが、その辺りはどうやってフォローしていくのでしょうか…?

この後出しジャンケンによって前提が覆されたことで『世界中に明かされちまった秘密なんて、弱みでもなんでもないだろ』という第4章の  “ オチ ”  が、オチとして弱くなっていると思います。

理屈でいえば、世界中に明かされていない秘密はジャミルにとっての弱みになり得ます。開き直ることでアズールの思惑を跳ね返したジャミルの反撃、キャラクター同士の対等なやり取りまでもが、前提から崩れてしまいました。(5章のネタバラしのあとで「アジーム家にもバラしたいならバラせよ」くらいのさらなる開き直りが描かれた上で丸く収まっていればまだよかった)

 

カリムとの仲は進展あり!

4章でうやむやに終わったカリムとの仲についてですが、5章で見事に回収されました!

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©︎Disney.  Published by Aniplex

カリムは上手く言葉に表せないながらも、ジャミルと17年もの長い間一緒に過ごしてきて自分は一度も傷付けられたことはなかったのだ(それは決して当たり前のことではなく、ジャミルはやろうと思えばいくらでも酷い方法でカリムを傷付けることができた)と気付きを得ています。同時に、ジャミルの気持ちに気付かず17年もの長い間過ごしてきた自分にも責任があると寮生たちの前でハッキリ言いました。そして、ジャミルもそれを聞いていたのです。

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©︎Disney.  Published by Aniplex

建前として、ジャミルはスカラビア内外での信用回復と地位向上のため、そしてカリムに仕えることがまだまだ自分と家族の利益になるために、あくまで利害の一致としてカリムの従者を続けると言います。しかし、ジャミルのことを理解した上でそれでもそばに置くというカリムの決断ジャミルは内心で評価しているであろうことは、ゲーム内の描写からしっかりと伝わってきました。

 

まとめ

今回のメインはポムフィオーレであるとはいえ、これまでの流れからすれば主人公(監督生)側をサポートする立場でポムフィオーレと対立するのはスカラビアです。

第5章の後半が配信されるのが待ち遠しいですね!

 

おわり

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