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【ボルト - BORUTO - 】ロック・リーの息子?メタル・リーについて好き勝手に推測_パート2

 

 

前回に引き続きですが、、、

まだ詳しく描写されたこともないキャラに関する非常にせっかちな内容なので、ほとんどぜんぶ憶測です。

パート2は本格的に妄想なので
マジで何の根拠もありません。

こんなこと考えてる奴もいるのか〜
くらいに軽く流し見ていただければ幸いですm(_ _)m

 

※本稿で使用した画像は、全て週刊少年ジャンプNARUTO」および映画「BORUTO」からの引用です。

 

 

 

そもそもメタル・リーって、、、?

 NARUTOでおなじみロック・リーの、「息子」とされるキャラ。原作、映画ともに明確な台詞は無く、性格や口調すらも、未だ謎に包まれています。

 それもそのはず、原作者の岸本斉史先生ですら、ロック・リーの奥さん(メタル・リーの母親)については「実はまったく決めてないです 笑」とコメントしていました。

 つまり、「メタル・リー」はもともと映画企画のため、ストーリーとは関係ない純然たるファンサービスとして作られたキャラクターで、登場すること自体に意味のあったキャラクターと思われます。

 容姿のデザインもそっくりで、便宜上?「息子」と紹介されてはいますが、そもそもロック・リーと血の繋がった親子なのかさえ、正確には不明です。

 また、メタル・リーの所属するスリーマンセルは、なぜか3人まったく同じ衣装で登場してきました。これもおそらく上記の理由と思われます。ロック・リーの息子が登場すること" に意味がある、、、言い換えれば極論、他の班員などいてもいなくても同じなのです。

 というより、映画の尺が足りなくて本来なら入れる余地が無かった所を、せめて登場だけでも!と無理やりねじ込んできた印象だったので、私はむしろ感謝しています。

 息子くんは映画では台詞こそなかったものの、ボルト達の背後で何度も見切れていたりとかなり露骨にフレームイン。二次試験でふいを突かれて旗を取られた時の、活きのいい表情、くやしがって膝をつき床を殴る動作のなめらかさ、、、ほんの一瞬のシーンですが

作画にやたら気合が入ってました。

(スタッフにロック・リーのファンがいるのか??)

 

 余計に気になって仕方がありません。

 

  ジャンプ誌上で連載が始まっても彼の出番はしばらく来ないと思うので、勝手にいろいろ予想して気を紛らわすことにしました。

 

 

当てずっぽうで性格予想してみる

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 息子くんの、おそらくヘヴィメタルから由来しているであろういかにも激しそうな名前の響きと、ロック・リーに似通った感じとをイメージしつつ、タイプ別にして勝手に予想してみます。

 もともとロック・リーはその場その場で色々な面を持ったキャラだったので、特定のシーンだけ作為的に抜き出してきてキャプションをつけるだけでも、何パターンかの別キャラがイメージできそうです

  

「熱血の種類」で考えてみる 

1〕瞬間湯沸かし器。まじめな沸騰型?

  テマリからテンテンをかばったシーンのロック・リーがもっと露骨に闘争心剥き出しになった感じのキャラ。突っかかる理由は至極マジメだが行動は激しい、頭より体が先に動くタイプ。

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↑ 制止した時にはもう遅い

 

2〕熱いのに冷静。叩けば叩くほど強くなる玉鋼型?

 初期のロック・リー(主に戦闘面で)の性格を誇張した感じのキャラ。仲間のピンチには強硬な態度でのぞみ、追い詰められれば追い詰められるほど闘争心を爆発させる熱さのわりに意外と頭の回るタイプ。 

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↑ 敬語がログアウト

  

3〕父親譲り!安定の熱血型?

 キャラが固まってきた終盤以降のロック・リーをそのまま引継いだキャラ。仲間のために闘志を燃やす爽やかな熱血漢タイプ。

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「努力に対するスタンス」で考えてみる

1〕「辛くても頑張る!」タイプ

 思考はポジティブ、周囲に辛さを感じさせない。強力なプレッシャー耐性と「努力の才能」を持った、ロック・リーと同じタイプのキャラ。

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↑ 「サクラさんがボクのこと好きになる!」ではなく「もしも…」の方、プレッシャーで俄然燃える辺りがポイント

 

2〕「辛いけど楽しい!」タイプ

 戦うこと、強くなることそのものに純粋な喜びや興奮を見出せる、生まれながらのポジティブ。強い相手とのバトルが好きで楽しくてしょうがない少年のような、「~を好きになる才能」を持ったキャラ。

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↑ 登場時のロック・リーに若干そのケはあるものの、NARUTOにこのタイプのキャラは殆どいません

 

3〕「辛くない!!」タイプ

 ネガティブ思考を強烈な負けん気の強さでカバー。突っぱねることで自分を支えているキャラ。弱音を吐くと自重で崩れ、自分の弱点には自覚的。

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↑ 意外と思慮深い一面が

 

4〕「そもそも "努力" をしてるつもりはない」タイプ

 「所詮オレたち凡人がいくら努力しても天才には勝てない」等々のセリフに対し「お前らとは"努力"の質から違うんじゃボケ!」と殺意を抱いているタイプ。

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NARUTO連載中に本誌で掲載された、岸本先生の読み切り作品『ベンチ』。「努力」に対する独特の価値観が語られます。NARUTOにこのタイプのキャラはいません。

 

 、、、みたいな感じでしょうか。

 「メタル」の名に相応しい気性の激しい性格や、ちょっとヒネってクールな感じもいいですが、ロック・リーと同系統ならやはり王道の熱血キャラもいいですね!

 もともとロック・リーもガイ先生も "生まれながらの完全ポジティブ人間ではない" ので、いっそ二世キャラはネガティブな感じでも面白いかもしれません。

 彼らは元々ネガティブだった弱い自分を奮い立たせ、常に前を向こうと努力してきた、松岡修造タイプの熱血キャラです。ロック・リーの場合、ダメな自分、足りない自分というマイナス面に目を向けるからこそ「たとえ忍術や幻術が使えなくても、立派な忍者になれることを証明する」という目標が生まれるのです。

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 「証明する」という言葉には、「忍術も幻術も使えないお前が忍者になれるわけないとバカにしてきた連中を見返してやる」というニュアンスが多分に含まれています。

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 話しが少しそれましたが、、、

なんにせよ、メタル・リーの性格については多分、

 ①熱血、天然(親と同じ路線)
 ②激しい、キツめ(親とは違う路線)
       
 1.ポジティブ寄り
 2.ネガティブ寄り


 これらの組み合わせでどんなに少なくとも4パターン(①ー1、①ー2、②ー1、②ー2)のうちどれかにはなると思いますが、いっそ ③性格の描写が無い(ファンの想像に任せる)系のキャラだと、角が立たなくて一番平和かも、、、?!

 

 

メタル・リーと他キャラとの絡みは?!

 ネジの血を引いたキャラとメタル・リーとの絡みを妄想しないファンはおそらくいないでしょう。

 イの一番に思い浮かぶのは、なんといっても主人公のボルト。

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 彼はネジの血を引いているうえ、天才肌で、しかも今のところ、これといったライバルキャラが見当たりません。(サラダは女の子だし、ミツキは真正面からぶつかり合うような少年マンガ的ガチンコのライバルキャラとは少しイメージが違う)

 映画でボルトは "努力嫌い" のキャラとして描かれていたので、おそらくロック・リーと同じ "努力キャラ"の流れを汲んだメタル・リーとの相性は、かなり悪そうです。互いに張り合ってケンカしているようなノリがしっくりきそうな気がします!

 

 とはいえ、、、 

 

 そもそもの話、サスケやネジのようにキャラクターとしての背景がしっかり作り込まれているキャラ、あるいは家柄など背景は不明でもロック・リーのようにコンセプトがしっかりしているキャラでなければ、主人公のライバルになる資格はありません

 

 そこで思い浮かぶのが・・・

 ボルトの妹、うずまきヒマワリ!!

 

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 すでにネット上ではポツポツと二次創作を見かけますが、メタル・リーとヒマワリの絡みを想像したファンは意外と少なくないんじゃないでしょうか。

 ヒマワリは日向系の面影をかなり残しつつも女の子なので、少年マンガ的なガチンコのライバル関係にはならないかもしれません。

 とはいえ、彼女の戦闘力はかつてロック・リーとスリーマンセルを組んでいた「日向ネジ」をかなり彷彿とさせます。

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 しかも、実際の彼女はナルトの性格もけっこう入っていて、明るく天真爛漫なイメージで描かれています

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 アカデミーを飛び級で卒業したとしても違和感のない驚異的な戦闘力を発揮していましたが、中身は幼い、小さいかわいい女の子そのものでした。

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 これは歳上のメタル・リーの方がお兄さん風を吹かせてヒマワリのフォローをするポジションに収まれば、かなりバランスのとれたコンビになりそうです。(ネジにフォローされることが多かったであろうロック・リーと真逆みたいな感じになって、案外面白いかも?)

 ここに油女一族か犬塚一族の誰か新人下忍が加われば、かつての紅班とガイ班のハイブリッドマンセルが完成!?バランス的には油女一族が入れば強そうかも?!上忍になったハナビが担当の先生とかだったら、より新鮮かもしれません!!

 

 映画では班員2人分のキャラクターデザインと作画をバッサリ省略されかなりザックリな扱いだったメタル・リーの班を想像しようとするとき、ヒマワリが飛び級編入してきて班の編成が変更される所まで妄想余裕でした。

 

 

やっぱり母親は不明のまま、、、?

  映画をご覧になった方ならびっくりしたと思います。そうなんです、メタル・リーだけが、なんと母親は誰なのか明かされず。原作者の岸本先生に助け舟を求めるも、回答は「考えてません」。なんと設定すら無いことが発覚しました。

 そもそも白眼や写輪眼のような血継限界もちではなく、なにか特徴のある忍術を使うわけでもなく、ガイ先生とリーはふつうに赤の他人だったことを考えると、なにも母親の存在をうやむやにしてまで無理やり息子ってことにしなくても、、、?

 そんなに母親(リーの奥さん)の設定を作りたくないなら、単にお弟子さんとか、どうしても「息子」にこだわるなら素直に「どっかの孤児を引き取った」みたいな設定にすればいいのに、それだと暗いイメージになってしまうからか、、、?(というか、そんな設定を本編に出す余地がないだけだとしても)ただ「息子です」と、キャラだけポンと出されても、、、正直、戸惑います、、、

 

 確かに、ロック・リーはもともとサクラさんひと筋なキャラクターでした。あっさり他の女性と結婚みたいな話はちょっと、、、というのは有ったかもしれません。とはいえ、そのサクラさんはサスケと結婚して子供まで産んでいるわけで、むしろ少年時代の片思いなんて大人になったら思い出に変えて乗り越えていくものです。

 しかも他の同期はとくに接点の無かった間柄でもバンバン結婚しています。そんな中、メタル・リーという息子キャラが登場しているにも関わらず一人だけ母親の存在を伏せられている(設定が無い)というのは、いくらなんでも不自然すぎて浮いてます。

 なにかこう、、、とりあえずロック・リーの息子キャラ作った感が拭えないと言いますか、、、せっかくの新キャラが宙ぶらりんなイメージになってしまって凄くもったいないです。かっこいいキャラなのになあ、メタル・リー。

 

 これはもう、、、

 

 連載用として設定が作られる流れを期待していいですよね?!

 

まとめ

 今回もまた色々とアレな妄想を広げてしまいましたが、現実的に考えると、新連載『BORUTOは短期の月いち連載企画のようなもので、メインのボルト・サラダ・ミツキ、イノシカチョウの3人組以外のキャラクターについてはとくに深く掘り下げられることはないかもな、という予想はやはり変わりません。

 いろいろ書きましたが、新連載『BORUTO』でメタル・リーをはじめ他の子ども世代のキャラ達がどんな風に描かれるのか、今から楽しみです!

 おわり 

 

番外編

この曲を聴け!!!

  前回に引き続き、名前ネタに便乗。(ヘヴィメタルロックから派生した音楽という)メタルほんとにカッコいいので騙されたと思って聴いてみてください。※再生ボタンをタップしても始まらないスマホユーザーの方は、下の所のちっちゃいURLをクリックしてみてくださいね!

◆女性ボーカルの圧倒的な存在感!『アフター・フォーエバー / Monolith of Doubt』

www.youtube.com

↑ 女性メタルボーカリストの中でも屈指の歌唱力を誇るフロール・ヤンセン率いるシンフォニックメタルバンド。残念ながら現在では解散しています。

◆ラウド系、オルタナティブメタルの鬼才『スリップノット / psychosocial』

www.youtube.com

↑ 怒りに満ちたボーカル、鬼ほどテクニカルなギター、速すぎてもはやワケが分からないドラム、そして哀愁漂う美しいサビメロと、ヘヴィメタルの凶悪さが服着て歩いているようなバンド。この曲はこれでもかなり穏やかな方です。 

◆激しいサウンドと可憐な女性ボーカルの秀逸コラボ『ナイトウィッシュ / Starrgazers 』

www.youtube.com

↑出身国のフィンランドでは知らない人はいないくらいの圧倒的人気を誇るバンド。現在ではボーカルが替わって、元アフター・フォーエバーのフロール・ヤンセンがフロントマンを務めます。

プログレッシブメタルの草分け的存在『ドリームシアター / Panic Attack』

www.youtube.com

↑ メンバーの演奏技術の高さでも有名。ライブであっても遺憾なく発揮される超絶技巧はもはや神の領域。

 ◆スウィングジャズメタルの先駆者『ディアボロ・スウィング・オーケストラ / Voodoo Mon Amour』

www.youtube.com

↑ 強力なオペラ声楽の女声と妖しげな男声のツインボーカルに、やたら楽しげなノリノリのスウィングジャズとメタル調の爆音が乗っかってカオス。

  何曲か聞くと分かるように、ヘヴィメタルにはロックとは違った種類の激しさがあります。特有の重々しさ、暗さ、退廃的な雰囲気、一言で表すとなんかヤバそうな感じ が大体つきものです。

最後に・・・

◆日本製メタルバンド『マキシマムザホルモン / ぶっ生き返す』(音量注意)

www.youtube.com

↑ ドラマーはなんと女性。ぶっ殺すの反対語のような造語?『もういっそ俺に生まれたなら、君をぶっ生き返すというフレーズがインパクト強すぎでした。(このバンドはメタルというよりパンク寄りかもしれません)

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